2013/03/20

ウォーターフォールとEVcafe

先日BSTBSでやってた日本画家千住博さんのドキュメンタリーを見た。
色々と感銘を受けました。

絵そのものについてはあまりに専門外なので何も書けないけど
(自分なりに感じるものは大いにありますが・・・)
絵を描くことに対する向き合いかたは、何かを創造するという点で
もちろん音楽ともリンクするので、新しい発見や
自己の再確認にもなり、その点に感銘を受けたという感じです!

是非、本物の作品を見てみたい!


「完成は突然やってきたり、気が付いたら完成しているもの」
(厳密には違う言い回しなのだけれど、たしかこんな感じw)

スキルと作品とメンタルの折り合いというか接点がかみ合った状態の
ことを言うのだとおもいます。
そのうちの(主観で)何かが欠けている内は完成ではないのです。
欠けてるものを補って行く工程で、気が付いたら完成しているという
ことが往々にしてあるということは自分でも経験しているので
妙に腑に落ちました。




あと、道具を非常に重要視すること。

絵で言えば絵筆やキャンバス等(それらを構成する素材や作る職人や場所環境も含め)
ラーメンで言えば、水や麺の素材、それらを扱う道具一式といったところでしょうか・・
音楽においてももちろんそれらに相当するものは多くあります。

まぁ逆に考えてあたりまえのことなんだけど、それらを軽視しては
とても良いものはできないかと思われます。

根底の部分の下地でその後の出来がほぼ確定してしまうということです
どれだけ道具や技術がよくても下水の水じゃラーメンも美味くならないということw

センスがよいとか、技術が高いとかの以前に
根底をしっかりさせとかないと意味がない・・とまでは言わないが
それ相応のものしか出来ないということかと・・・

この辺は他ジャンルもそうだろうけど、音楽においても
もちろん非常にお金がかかってしまうのでこまったところだけど、
その辺を意識することが重要なんだと思いたい!

そういう常日ごろ編曲や作曲する際におぼろげに
感じていたことを著名で崇高なアーティストの方が
バシっと肯定してくれたような気がして、とても気分がよかったので
こんなにあつくるしくも説教臭い文面になってしまいました(笑)



ということで、上記理由で最近ピックアップジブシーになってた自分が
膨大な時間や視聴を経て厳選し選び抜いたギア

ディマジオのDP708!!!!
ダンカンのJB SH04-7と最後まで脳内デッドヒートを繰り広げた末
勝利しました。

7弦用ピックアップなのであんまり売ってなくて困るw



そして待ち焦がれていたEVcafeというエッセイ本の最新作を買いました!!




が、結局のところ掲載されているエッセイ自体は10年程前のもので
(冒頭と終わりは2012年のもの)
面白いには面白いのだけど、結局あまりにも
旬をはずした感が強すぎて、別世界の話を聞いているような錯覚に見舞われました。
結局のところ、2011年を境に世界は変わってしまっているということですね。
まぁ、変わったことを無視し続ける人も多いですが・・・

冒頭の部分では著者、坂本龍一、村上龍の両氏の
現在の考えや思いが知れて非常に面白かったです(まだ全部読んでません・・・・)。


ふぅ・・長くなったさ


では



・・・なんかアートなブログになってきてる!!wwww