2012/02/05

Substitute Dominant

ということで始めてアレンジャーらしいブログを書いてみます。

○Substitute Dominant
裏コードと呼ばれたりします。
ドミナントがドミナントである理由というか、定義は
構成音にトライトーンによる増4度(減5度)音程が含まれているか否かできまります。

トライトーンとは、
キーがCのスケールでいうとFとBの音です。

この二つの音程間隔は
増4度となり、この増4度音程を含むコードがドミナントの機能をもつドミナントコードとなります。
よく理論書とかに書かれている、不安定な響きというやつです。
その原因が増4度音程だということです。

ちなみに、その2つのトライトーンのうち一つ(B)が欠けることで、増4度音程はなくなり、
すこし不安定さが解消されるとサブドミナントという機能になりますそのコードは
サブドミナントコードと呼ばれます。
キーがCだとFメジャーやDマイナーです。

そんでもってトライトーンが一個もないとトニックという涅槃の響きになります。
(最も安定した響きってやつ)

じゃあキーがCでのドミナントコードのG7のトライトーンと同じ
FとBを含む別のコードでもドミナント機能を持つんじゃないか?
ということでDb7がでてきます。

こいつはG7と同じくFとBのトライトーンが構成音に含まれてます。
だから代理コードとして使えると言うわけです。
ドミナントコードは5度進行でトニックコードに行き着くことで目的が成就します。G7→C
(偽終始という詐欺進行もありますが、一応成就したということにします。G7→Am)等

大抵はCにいくものとして・・・
Cに対しての半音上の7thコードが裏コードという風に考えると解りやすいです。

ということで、C以外でも目的のコードに対して半音上の裏コードは
(メロディ音等を考えなければ)ほぼ無条件に使用することができます

が!!


半音降りて解決する進行の響きが非常に僕は苦手です・・・
NHK、教育テレビ等でよく耳にする あの響きです。

だからNHKコードと呼んでます(頭の中で)


ということで、よっぽど上手くNHK感を感じない様な使い方が
出来ない限りは使いません!!


多分いままでで2回程しか使ってない・・・


NHK感が好きな人には強くお勧めする

そんなコードです!!



ということで非常に解りづらい説明だと自分でも思います・・・